2007年7月28日土曜日

東京音頭の重さ

今週は特に忙く、専門外の内容に苦戦につぐ苦戦。
こういう仕事の場合、Just Do it! ただそれをしろ!という気持ちでのぞむ。 あまり思考に捉われると、さらに深みにはまることが往々にしてあるからだ
考えることを半ば放棄するような仕事ぶりで、仕上がりが心配になるが、逆にこういうやり方も、功をさいすることがあるのだ。

実は今日の心配された会議も、意外にすんなりことが運んでしまった。 これも、ただ、淡々と会議用資料にとりくんだだけ。
意外な展開に気持ちが軽くなり駅に向うと、恵比寿の駅前は盆踊り大会で大変な賑わいをみせていた。
はぁ!踊り踊るなら ちょいと東京音頭 よいよい!
花の都の 花の都の 真ん中でさて
やーとなそれ、よいよいよい やーとなれそれ、よいよいよい・・・

実は、自分は「東京音頭」は踊れるばかりか、唄うことができる。 
これは小学校の先生から文言無用で覚えさせらたからだ。理屈ではなく、とにかく体で覚える、とりくむ。 そういうことをこの先生から3年にもわたり、嫌々ながら刷り込まれたことになる。
こういうことが、仕事に煮詰まったときのやり方に繋がっているとしたら、その担任に感謝しなくてはならない。( いつも先生は正しいのだ。) 人は多くの場合、考えて考え抜くことを疑わない。でも実は理屈に捉われずに、ただそれにとりくむことで前に進めることができる局面もあるのかもしれない。
そう考えてみると「東京音頭」自体が、まさにJust Do It!の精神そのものではないか。歌詞にも意味がない、おぼえ方に理屈はない、ただ単に踊るだけ・・・我々の先輩の何万何千万の東京都民は、戦前からこの「東京音頭」を無心になって唄い踊り、厳しい時代を乗り越えてきたのだ。そう考えてみると、この東京音頭ってとてもいい曲に思えたきた。

東京音頭を踊れてたことで・・・・そのほかで起きたことというと・・・
高校時代には学校代表で都民謡大会に出席させられて、都知事と記念写真。その中途半端な栄誉?に複雑な気分になったり、バブルの時代のクラブ(つまりディスコです)で、竹の子カバーに対抗して東京音頭をカバーして踊ると受けに受けて、ジョン・トラボルタの気持ちが少しわかったりと・・・すみません、最後が余計でした。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

あ~、そういうことだったんですね、と妙に納得。というのも、今年は地域の役員をしているので盆踊りを強制的?に練習させられたんですよ~。実は私、盆踊りなんて初めてで、こんな単純な動作の繰り返しでこれ踊る人って楽しいのかなあ、と密かに思ってました。歌詞も確かにおかしい!というか面白いんですよね。

mat さんのコメント...

皆で踊っていると、一体感のような高揚とするものがあるかもしれませんね。
きっと、楽しいですよ。
それと、盆踊りの音ってちょっと切なくなったりしませんか?なぜかなー