2012年9月27日木曜日

やりのこした事マイナス1

自分の中で、やりのこした感のあることが、いくつもある。
機会は永遠ではない。
だから、その体験をすると達成感がある。

私のやりのこしたことのリストには、東京の空中散歩がある。
自分のイメージでは操縦するモーターライドのようなものに、爺さんになったら夜な夜な近郊の丘の上から離陸して、夜明けまでに東京、横浜を旋回して戻るというものだ。もちろん非合法だから、お咎めはあるとは思うけど、爺さんなら・・・許してくれる?かも
東京での自分の人生の軌跡を一晩で、空からめぐる!最期が近いとすると人生の仕上げの1つとして悪くない発想だと思う。

今回ヘリコプターで1時間ほど東京、横浜をめぐることができた。
目的は空撮だけれど、自分は立ち会いゆえ、じっくりと窓景眺めることができた。
夜間飛行でもなければ、自分の好きなように飛べないけれど、これが現実的なヤリトゲだろう。
やり残したことが、また1つ・・・

空から見る東京は、まるで小さい箱庭の中のようだ。
実際東京横断するのに、ヘリコプターだと数十分だけど、空の移動はゆっくりと穏やかだった。
繰り広げれる私の東京での軌跡を空からたどる旅は、素晴らしかった。


ジュペリの飛行紀行文がどうにもセンチが感じを受けたけれど、その意味がわずかながらわかったような気がする。




2012年9月17日月曜日

復興の地の音楽隊

宮城・仙台のイベント音楽隊、自衛隊と警察と一般の混成音楽隊だ。
「あのときは、何も考えられず、ただ人の命を救うために・・・体がいうことを効かなくなるまで動いていた・・・」
その言葉はどこまで重い。復興をテーマにした演奏は、淡々としていてクールなイメージが伝わる。それは、体を張って郷土を守りぬいた人々がもつ冷静さに他ならない・・・人としての無力さを突き尽きられて、それでも力を発揮した人々がくぐりぬけてきたものの重さを感じる



2012年9月1日土曜日

ルール001 本を大切にしない

古本屋で文庫本を手に入れ、まずは表紙はさっさと捨ててしまう。
読み始めて、これは最後までいけそうもないと感じると、潔く処分する・・・・本も最後の役目を果たそうと必死?になる、最後まで読める本は5冊に1つぐらいだろかーこっちもよい本にめぐりあうために選ぶときは構える。
海外のちょとふるめの本は、前半で読者をためす?ようなところがあるから、要注意。読みにくい前半を通りすぎて悦楽?が待っているから、読み続けるかどうかの見極めはちょっと難しい。

本は大切に!という世代だかが、私の最近の本との付き合いかたは乱暴そのものだ。
本を大切にして本棚に綺麗に並べて浅いつきあいより、短時間でもよいから深いつきあいを好む。
その乱暴さの中で、本との素の付き合いがあり、それが古本文庫本の最後の役割でもある。

楽しませてくれた本は、思いっきりぐっと握む。本へのネギライのつもり・・・