2011年10月29日土曜日

タンタン、熊本城

世界中を旅したタンタン、最近すーとカウチでしたけど、久々に出かけました。
ブログの復活のお知らせもかねまして・・・

2011年1月16日日曜日

死んでからこそ、はじまる絆もある・・・・

同僚や友人のご不幸があると、少し落ち着いたころに、この小さな写真たてを差し上げることにしている。
ヒトの死は、どんどん風化して結局、最後は世の中では自分しか想っていないーなんてことになる。せめて自分だけは最後までおもっていたいという気持ちから、私は父の死後、自分の部屋の片隅に写真をおいている。
親父と息子、特に男同士は照れがあって生前はうまくコミュニケーションできないことも多い。特にその時代を懸命に生きた男であれば世代の異なる息子と対立することも多いのではないか。
私は、父の死後になって父を理解し、認知し、和解したという実感がある。死んで深まる絆はせつないけれど事実だ。

この写真たてを差し上げて、これからが重要なんだよ。これから新しい絆が始まるんだよーって付け加えると大方その場では理解されない。でも中には、とてもよくわかりましたと後日に伝えてくるヒトもいる。

写真たては何でもいいけど、無印良品の小さいサイズのものは都合がいい。あまり目立たずに部屋の隅にでもおき、逢いたいけど逢うことできない人と目があって、ささやかな心の中でやりとりをするには、とてもいいサイズ。