人が本を手にして、それがとるにたらないと評するとはどういうことかー実感がわかない、たいくつ、何を言いたいのかわからない・・・などなど
では、逆に評価するとすると、キモチがわかり、共感する体験をもっていてーということになるのかも・・・。
そんな理屈で考えると、評することで考えや気持ちまではあらわになってしまう・・・そういう意味でこれはちょいと危険な本かも知れぬ。
たとえば夫婦間で、是非に分かれた場合、お互い相手の感覚にちょっと疑いや懸念をもつやもしれない。
私自身は、他人の評価に期待を持たず、手にしながら、読み終えてとても充実した時間を持てた。