自分の中で、やりのこした感のあることが、いくつもある。
機会は永遠ではない。
だから、その体験をすると達成感がある。
私のやりのこしたことのリストには、東京の空中散歩がある。
自分のイメージでは操縦するモーターライドのようなものに、爺さんになったら夜な夜な近郊の丘の上から離陸して、夜明けまでに東京、横浜を旋回して戻るというものだ。もちろん非合法だから、お咎めはあるとは思うけど、爺さんなら・・・許してくれる?かも
東京での自分の人生の軌跡を一晩で、空からめぐる!最期が近いとすると人生の仕上げの1つとして悪くない発想だと思う。
今回ヘリコプターで1時間ほど東京、横浜をめぐることができた。
目的は空撮だけれど、自分は立ち会いゆえ、じっくりと窓景眺めることができた。
夜間飛行でもなければ、自分の好きなように飛べないけれど、これが現実的なヤリトゲだろう。
やり残したことが、また1つ・・・
空から見る東京は、まるで小さい箱庭の中のようだ。
実際東京横断するのに、ヘリコプターだと数十分だけど、空の移動はゆっくりと穏やかだった。
繰り広げれる私の東京での軌跡を空からたどる旅は、素晴らしかった。
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ジュペリの飛行紀行文がどうにもセンチが感じを受けたけれど、その意味がわずかながらわかったような気がする。