先日のリタイアから、ついにツーリングへ。 林道をめざす。
せっかくバイクを再生させたのだから、当時よく行っていた林道へいくことにした。(タイヤも新品にしたことだし。)
林道は本当によく行った。林道をバイクを走るのは、とてもスピリチュアルな体験。 ふっと視線を感じると、野生の猿や鹿がこちらを凝視していたり、夕闇の中、こうもりに追いかけられたり、時間の概念がずれたり・・・と。
林道は本当によく行った。林道をバイクを走るのは、とてもスピリチュアルな体験。 ふっと視線を感じると、野生の猿や鹿がこちらを凝視していたり、夕闇の中、こうもりに追いかけられたり、時間の概念がずれたり・・・と。
さて本当に久しぶりの林道は、さすがにバイクの前後のサスペンションがやれていて思うように走れなかったけど、湧き水で珈琲を楽しめたし、渓谷も昔と変わらず美しく神々しかった。そういうことが何より楽しく感じられた。そして、かつて豪雨の中、エンジンが止まって一夜を明かした穴を発見。(たぶん・・・) 雨具とヘルメットをかぶったまま、この穴にへばりついて眠ったけ。翌朝、朝もやの中でエンジンをかけると、何もなかったようにエンジンが復活。山ではこういう不思議なことが結構多かった。
帰り道、バイクごと泥水を浴びた自分へ奇異な視線を遺して、流行のハレーや大型スクーターがどんどん追い抜いていく。
帰り道、バイクごと泥水を浴びた自分へ奇異な視線を遺して、流行のハレーや大型スクーターがどんどん追い抜いていく。
帰り道で飛ばす連中は、その日きちんとバイクと遊べてないから。バイクでとことん遊ぶと、帰りはゆっくり丁寧に走るものだ。
彼らをみていて流行を追う必要のないことを改めて思う。自分の今まで、バイクで充分楽しい体験をしたし、おそらくそれらを超えることはないだろうから。