2008年1月22日火曜日

渋谷 とんちゃんへいく


とんちゃんは、渋谷で評判の韓国焼肉の店だ。ここは名の通り豚が中心。脂身たっぷり?の豚を鉄板で焼くという素朴な焼肉だ。サンチュに挟んで食べるのがとてもおいしい。 豚の割りにさっぱりしていていくらでも食べられてしまう。
はさみできりながらまさに、ミスとんちゃんのような女性(失礼?)が焼いてくれる姿もいい。
鉄板が斜めになっている。これで豚の脂身が自ら豚を揚げている、これが美味しさの秘密かも。そしてその脂は、そのほとんど傾斜で滴り落ちる。これは健康的だなんておもっていると、その脂の先には、キムチが控えていて、その脂を受けておいしいキムチ炒めが自動的にできている。ときとして韓国料理にはこうした落とし穴がある。つまり健康的に脱脂していておいて、最後にはそれを全て食べてしまうーまさに背徳グルメなのだ。

美味しくておなか一杯、とんちゃんへ行くーというより、とんちゃんになるーと言ったほうが近いかもしれない。

2008年1月15日火曜日

音の宝石箱


年末の大掃除で、カセットテープがお菓子の缶に一杯出てきた。80年代後半のものが中心で、ちょうどコンサートのツアークルーやイベントの仕事で全国をめぐっていたときのもの。

コンサートのツアーは全国を集中的に廻るので、一ヶ月以上、地方を巡業することになる。当時のスタッフは、カセットテープに自分の好きな曲をいれて持ち歩いて、ツアー後半では、自分のテープに飽きて仲間と交換したりしたものだ。結構しんどい仕事でもあったので、音楽で紛らせた様々な苦労は今や音楽とリンクした、なつかしい思い出になっている。

いよいよ90年の頭に僕もその仕事を東京ドームで卒業することになり、ドームのエアハッチが開くのを待っていると、音響さんが無造作に餞別といって包みをくれた。その中には、このソニーのプロ仕様のカセットレコーダーが。『もう、カセットの時代はおわりだからなー』って彼の言葉が身にしみた。

さすがにプロ仕様のことだけあり、先日埃を払い、出てきたカセットテープをかけるとちゃんと動いた・・・ツアーテープから流れる80年代の音楽たち・・・・かすかに音をたてて、くるくる廻るテープ、VUメーターの針がけなげにジャンプするのをぼーと視ている・・・なつかしく何も手につかない。 音の宝石箱と過ごす、お休みの午後はどんどん過ぎていく。

当時の出たばかりのCDは記憶層がはがれはじめている。そしてその後に出たMDは、エラーを連発する・・・結局、音が揺れてもノイズが上がっても、カセットテープが生きている。そう考えると、こうしたメディアの進歩って、なんなんだろう。


2008年1月10日木曜日

もっとクールにいきたいときだってある・・・

カプチーノを頼むと、時々こういうデコ?をされて出てくることがある。さいしょは、それなりにおもしろがっていたけど、よくよく考えると、もっとクール?にカプチーノを飲ませて欲しいーとおもうことだってある。 ふ~戦士の休息・・・なんておもってこれが出てくると、あまりにお茶目すぎる・・・

それに、こうして出てくればきたで、これを崩すことへの躊躇がある。人形焼きを食べるときちょっと(ほんとうにちょっとだけ・・)食べにくいとのおもいと似てはいないかー
そーと下から崩さずに飲みはじめたら、だんだん流れてウサギが摩訶不思議な生き物になって恨めしそうに消えた・・・これでカプチーノをじっくり楽しんでいるといえるだろうか・・・

2008年1月7日月曜日

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。
1ヶ月近く放置しましたが、ぼちぼち再開します。
どうぞよろしくお願いします。

お正月に訪れホールにあったいわゆる「公衆電話」。こんなに素敵に進化していた。
街から、あの緑色の公衆電話はどんどん消えているが、実はこんな新型があるなんて知らなかった。
ホールの片隅で青白く光るこの電話は、美術品のようにうっとりするぐらい美しい。
そもそも、小銭をポケットから掴みだし、手帳を片手に公衆電話に向き合あうこともなくなった。でもその光景はわるくないし、自分としても嫌いじゃなかった。

夏の日の夜とか、このひんやりするような蛍の放つ青い光の公衆電話で話すなんて、結構粋かもとおもってしまうのです。
そもそもケータイで話すことは、ほとんどどうでもいいこと・・・なんだから・・・