2007年10月1日月曜日

難解なインスタレーション

東京オペラシティにあるNTTインターコミュニケーション・センターの展示会を見てきました。
坂本龍一と高谷史郎との《LIFE - fluid, invisible, inaudible ...》
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2007/LIFE_fii/index_j.html
真っ暗な会場で寝そべって、天井から吊るされた特殊なスクリーンに浮かび上がる不思議な映像をみるという仕掛けです。
音と映像のたえまない出会いが生起するこのインスタレーションは,「流動するもの,見えないもの,聴こえないもの」を全身で感受していくかつてない場となるでしょう.ーとが解説。
さっそく横になると、なんか地面に横になるというスタイルが居心地がわるい・・・隣には若い娘が同じように横になって、スクリーンからの青白い光を受けて艶かしく光って、気がちってしようがない。こっちのがよっぽどアートだ・・なんて思っていると、だんだん真の内容に引き込まれていく・・・
・・・が、何か全体的に消化不良って感じ。もっとがつーんとこないとね、こういうものは。
会期中の1枚のチケットでもう1回観れるそうだ。なーるほど、もう1回挑んでこようかって気になる。
安易なアートが多い中、子供だましのわかりやすさより、じわっと炸裂するような感じが好ましいから。
でも・・・これはもう1回観ても同じような気もする。

ところで、このセンターのオープンスペースには様々なインターラクティブなアートが展示されている。学生の作品もふくまれているようだけど、こっちはこっちで面白い。積み木や手を動かすことで感覚にもどってくる展開がとても新鮮でした。

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