2007年6月30日土曜日

重い夜


10年以上、会社や立場を換えながら一緒に仕事をして、今は隣の席に座る同僚が本日をもって退職です。業界を去る、このまま居れば会社の迷惑になる・・・と言い残して。
仲間と別れるのはもう何百も経験しているし、これが最後じゃない、その割り切り方も会得しているつもりだけど、今回はいつになく重い。

親しい、身内から無作法になるってことありませんか?
まさに彼にはそれで、機嫌が悪ければ彼にあたりちらし、弱い部分はつきまくるといったふうに特にここ数ヶ月がきちんと付き合えなかった、いつでも関係を是正できると思っていながら、こうして最後を迎えてしまうわけです。
なるべくクールにクールにして、仕事で関係のないところで関係をスタートしようと考えて、ラフに接して送り出そうときめました。そうしてここ数週間は過ごしてきたけれど、最後の日ぐらいは、ちょっと話そうかなって思って席にもどってみると・・・既に彼は退社していました。

廃墟のような机・・・もう自分はいらないからーと置いていった電卓の裏のマジックで書かれた文字に・・・涙・・・

2007年6月29日金曜日

最後の?ヘッドハンティング

ヘッドハンティングの誘いは年々少なくなって、今年は初めてになるコンタクトがあった。たいてい電話で断り会うことはしない。でも、もうそろそろ最後だろうなーと思ってあってみることにした。
仕事が出来る人がヘッドハンティングの誘いを受けるというのは大きな誤解だと思う。経験と実績があり、人脈があれば、人は商品価値ともつ。それはそういうビジネスモデル上のシステムになっているからで、実は本人の実力とはあまり関係がないのだ。

今回開示されたのは、実は今の会社の競合となる会社。名前を聞いてすぐ断った。コンペで何度も戦い、あまりいい戦い方をしない、評判の悪い会社だ。年収に釣られてそんな会社には行きたくない。そう担当に告げると、ちょっと泡をくったような表情になった。マニュアルにない反応をしているときの表情。

社にもどると昼休みということもあり閑散化している。ちょっと空気がひんやり、会社と距離を感じるような感覚。これは転職の情報に触れたときに感じる独特な感覚。

ヘッドハンティングの会社は丸の内の新しいビル、あまり見晴らしがよいもんだから、相手が中座した際にパチり!
こんな不真面目では、とても転職なんかできそうにもない

2007年6月28日木曜日

品性こそ全て

3-4年前に、某酒造メーカーのプロジェクトに深く関わったことがあった。
人・時間も割いてがんばったが、
あまりよい結果に終わらず解散に・・・

そのメンバーと久々に逢おうということになり、飲み会が銀座であった。


解散後の近況を一人ひとり伝え合っていくと、必ずとも順風で過ごしておらず、会社の買収、移動、世代交代の中で苦労している人が多かった。愚痴になるのを微妙にかわしながら、品よく、楽しく、時を懐かしみ、今度一緒に何か新しいことを模索しようということになり、1次会であっさりとお開きになった。

人は、とかく自分だけが苦労していると捉われがちだが、一様に様々なことが起きて、みんな自分の力で生き抜いている、誰一人として偏屈になったり、品性を失い、人生に背を向けて歩いてこなかったことを改めて知り合うことになり、とてもよい会になった。

帰りに、少し酔い覚ましに銀座の街を歩く。
和装の女性が立ち話しをしている。こうした景観を観ると銀座の街の品格を感じてしまう。

人も街も品性、品格、これにつきるということかー

2007年6月27日水曜日

チームマイナスで、マイナスになっていること


最近、チームマイナス・・・浸透のせいか、どこのビルも暑い。
しかし、奥に奥に入るとどんどん涼しくなる。つまり、受付よりも就業スペース、会議室、さらに役員室・・・というふうにどんどん体感温度は下がる。やっぱりここも民より官庁のほうが体感温度の格差が激しいから、ちょっと呆れてしまう。ここは全体の使用量が減っているからよしとする考えかもあるが、チームっていうのはそういうもんじゃないだろう、まずリーダーからきちんとせい!ーと言いたくなる。

これもチームマイナスの影響か、ドレスコードも乱れている。このコードは、仕事の制服のようなところもあるから、ネクタイをみんなではずせばOKということになる、この精神はまさにチーム、しかしかならずそういうものを大きくはずしてくる人がいるから、困りもの。例えばデザイナーでこんな人。ここまでいくと、極端だけどー私はあなた方とは違うとーなんか挑戦されているような気になってしまう。

2007年6月26日火曜日

仙台出張

月曜日の東京は雨。
雨雲をふりはらうように新幹線で北へ。
仙台は、晴れ、からりとした空気が気持ちいい。
見上げるとビルに空と雲を映し出したビルにスパイダーマン(掃除人)が張り付いていて気持ちよさそうに窓を拭いている。
なぜか、東京の空の蒼より幾分深みを感じるのは錯覚だろうか。

市場では、明るい日差しをあびて野菜や魚貝類が輝いている。みたことのない色や形に魅せられる。




市場を抜けて商店街の片隅では、帽子を売る店のショールームがいい雰囲気をかもし出している。こういう店で、ゆっくり帽子でも買う日が、いずれ自分にも訪れるのだろうか。




大学の周辺に点在する古本屋。細い階段で地下に降りる。あーこんなところに小津監督が・・・思わず連れて帰りたくなる。

2007年6月24日日曜日

時は流れても・・・・

子供の頃、優しいおねーさんのいる店でカイグイ。
今も同じ場所で同じものがカイグイできたらーと思って行ってみました。
ありました、いまでもありました。
ここの太鼓焼き(大判焼き)は宇宙一。 この袋の絵がいいでしょう?
でも、その優しいおねーさんは、おばーさんになっていた。
腰が抜けそうになったけど、あたりまえかー

その店はあるだけで満足、太鼓焼きは美味しい、それで納得。

2007年6月23日土曜日

アンソニーホプキンスのワンパク度


栄えある第1回目の勝手にワンパクの称号は「世界最速のインディアン」のアンソニーホプキンスさんです。映画の中で、レースで世界最速になるためだけにわがまま?に行動する超ワンパクさを披露しています。どうです?このワンパク度、ワンパクにも年季が感じられるところが凄すぎ。

さて、私もさっそく中古で手に入れたばかりのUK製のハルシオンのゴーグルをして、嫌がるカメラマンに撮ってもらいました。
なぜか私が同じポーズをとると、ちょっとたりない?感じ、なさけなし。

「おい、歯を食いしばれ」と指示するカメラマン、「止まったバイクで歯をくいしばれるかよ!」とおれ。

2007年6月22日金曜日

写真展 ジョー・パスの記憶 


六本木アクシスへ宮角孝雄さんの写真展へ行ってきました。

宮角さんは90年のちょっと前あたりに、ヒタチに撮影で同行したフォトグラファー。
それ以来、一緒に仕事はしてはいないのですが、自分は強く印象に残り、時々ネットで追跡検索?をしていたら、最近になって娘さんがつくる公式ウェブサイトがあって、連絡がついたんです。http://miyakaku.web.fc2.com/top.html


この仕事は、先輩が日立だからタヒチ・・・という冗談のような企画が実現した取材旅行で、自分にとってははじめての映像取材。とてつもなくハードだっけど、その後に向けての転機になった仕事でした。
タヒチ・パテーテ最後の晩に、宮角さんは食事をしながら、自分の印象、人や仕事に対する姿勢を淡々と優しい言葉で語ってくれたのです。その言葉は本当に静かに深く、自分の心に素直に定着して、ときとして、ふっと浮かびあがりそのたびに支えになったのです。

宮角さんは、かつてジャズギターリストのジョーパスの撮影をライフワークにされていて、素晴らしいポートレイトがみることができます。今ジョーパスの生前の素顔がこれだけ繊細なポートレイトとしてみることができることは、本当はすごく幸せなことのような気がします。
また宮角さんの「GroundZero」。広島原爆の被爆地やNYで撮影したポートレイトシリーズ。こちらも必見です。

2007年6月19日火曜日

復刻というからには・・・

最近 コンビニへ行くと、復刻のチョコレートが目につきます。思わずかってしまうのですが、外観はそれっぽいのですが、中身は現代ものであったりして、その肝心な味に感動?がないものが多くちょっと残念です。この3種は最近見つけてかったものですが、ハイクラウンは、高級チョコで昔は大事に食べたものですが、この箱がなつかしいけど、中身はまったく現代のもの、おおきいことはいいことだ!のエールは本当はもっと大きいはずだったのに・・・味も普通でした。
復刻を真剣につくっていたのが、ロッテガーナ。そもそも、ガーナは口どけ感をとにかく大切にしたチョコレートだそうですが、これは本当に昔のレシピで復刻されたホンモノです。口の中でチョコレートがまとわりつくあの感覚は、とてもなつかしい、遠足のチョコの味です。

成城にバタークリームを使ったケーキを作るお店があるのですが、そこのケーキは別に復刻ではないけど、涙がでるくらいになつかしく、美味しかった。これを食べるとスィートの進化って一体なんだったのーと思うくらいです。復刻というからには、サプライズほしいところです。

2007年6月18日月曜日

お土産に頂いた宝石

朝ちょと遅めに起きて,出かけようとカブのエンジンをかけると、ちょっとねじが緩んでいるところ(自分の頭のねじじゃない)があって、ドライバーで締め上げます。平日より遅いせいか、外はとても明るい、思わずドライバーを太陽にかざすと、透過光がとても綺麗、自分は、このような透過光によわいんです。ドロップ、ビー玉なんでも太陽にかざしたくなってしまうのです。


このドライバーの中の1本は、随分前にバイク好きの知り合いからヨーロッパのお土産に頂いたものです。とてつもなく大きなクルマの用品屋の窓ぎわにこのドライバーが1面ぶら下がっていて、外の光を受けて輝いていて、思わずお土産にしてしまったとのこと。へー素敵なお土産だなって思って、さっそく目の前で光にかざしてみると、オレンジ色の光に包まれて、知人のセンスに感心したものでした。
PBというブランドで、スイス製のドライバー、たまたま東急ハンズで見つけて嬉しくて、行くたび買い足して今は結構な本数になりました。そのはじめの1本が、知人のお土産というのがとても意味があるような気がしています。光にかざすと宝石のように輝くドライバーなんて、そのお土産がなければ気がつかないですからね。

2007年6月17日日曜日

嗚呼~B級グルメ

同僚が退職することになり、仕事の引継ぎ。これから月2回、このスタジオの立会いをすることになりました。昔はスタジオ入りはときめいたものですが、今では何もすることのないちょっと自分としては違和感をおぼえるような仕事です。



帰りによった昔住んでいた街の普通のラーメン屋さん、実は同級生が親父さんがやっていて、今は同級生はカウンターのあいつか・・・とまではわかるのですが、名前も想い出せずに切り出せない、むしろ無理やりそうしないほうがいい感じです。
最近思うのですが、ラーメンとかカレーライスとか、いわゆるB級グルメは、昔の原体験として食べていたものが一番美味しいのではないかって思います。
要は自分とのなじみや相性というものなのでしょうか。このラーメンも、極めて普通、普通でありながら40年近くラーメン屋としてつくりこんでいる濃さを感じてとても自分にはとてもなじみました。
こういうものを食べると、先ほどまでのちょっとした遠ざけたいような仕事が、まぁちょくちょくこの近辺により、B級グルメツアーも悪くないと思うところが、やっぱり単純すぎますよね。


2007年6月16日土曜日

親孝行はしなくてもいい

父親を亡くし、もっと優しくしておけばよかった、親孝行が足りなかったと繰り返す知人。
それは違うよーと言いかけてやめました。
人は、自分だけで気が付き定着すべきことがあると思ったからです。

自分は生前、父親と折り合いがよくありませんでした。 いわば男の照れのようなものがお互いあって、なんかちょっと距離をおいたまま死別したのです。知
当初は知人と同じで、それを深く後悔したのですが、今振り返ると、生前より今の方が父のと親しいと実感できる、死に別れてこそ、和解できたことが多いと気が付きました。
その時できなかったことが、今違う形でできる、これが人生なのかもしれません。そこで悔やみに捉われると、負に振れるだけのような気がします。

写真は、先日父の蔵書の整理をしていてみつかった幼少の頃の写真。この写真をみて感じるのは、あの父が腰をおり目線まであわせきりとった愛情、伝わってくるのは優しさ、ブログのプロフィールに使おうと思って複写拡大すると、サングラスに若き父と母の優しい表情がかすかに移りこんでいて、思わずPCの画面に触れたくなるほど強く心を動かされました。
こうしたことで、自分は父と様々な対話や交流をしているような感じを受けるのです。それは、生前の対面とは異なるけれど、これも明らかに対話であり、こうしたことでさらに絆が深まるものなのかもしれません。そしてそれは、ある種のせつなさとともに心に定着するのです。

こうした実感は、親孝行は強く意識しなくてもいいのではないかーということにつながっていきます。
自分が親からしてもらったことの、一体どのくらいを自分の親に戻せるというのでしょうか?感謝はしながらも、それがほんのわずかだとしたら、親孝行なんておこがましい、それは親ではなく、次の世代にかえす:してあげればいいって、自分はこうした実感とともに思うようになったです。
生前父親も、親孝行を妙に遠ざけるところがあった。なんて人だーと当時は思ったけれど、今にして、その本質が少しわかったような気がします。

2007年6月12日火曜日

奥多摩へ

月曜のお昼から、着々と計画して仕事をさっさと終わらせ、今日お天気だったので会社を休んじゃまいました。休むことは誰にもいわず、当日決定、決行です。

かねてから行きたかった奥多摩湖へ・・・
このバイクは、最近、先輩の厚意で手に入れたホンダのドリーム50、名前がいいでしょう?ドリーム!50、そう原付なんですよ。HONDAの60年代レーサーをイメージして10年前に復刻された、ちょっと珍しいバイクなんです。 全然売れなくてマーケティング的には大失敗だったらしいけど。
HONDAって時々、こういう面白いモノを世に出しますが、本当にいいバイクです。


さて奥多摩というと、その昔、バイクに狂っていた時期にはよく行ってました。まぁその頃から?性格が、歪んでいたので、250ccの軽いバイクで峠の下りでもてあます400cc以上のバイクを煽りながら、時には追い抜いたりして悦にはいっていたもです。
大きくて早くて当たり前、小さいエンジンを目一杯使って早く走るのがとにかく楽しくてしかたがなかったんです。

久々の奥多摩周遊動、平日ということもあってクルマもバイクも少なめ、自分が走っていたころに比べると、みんなマナーがいい。追い抜くときは挨拶するし、変に絡んできたりもしない。まぁ僕のバイクがあまりに小さすぎて眼中にないということもありますが。

走りこんでいるうちに、だんだん勘がもどってきて、コーナーをひらり、ひらり・・・頭の中がからっぽ、およそ会社でPCの前で、ない知恵を絞っているときとは、全く違うものに包まれているって感じ。
慣れてきたので、ちょっと他のバイクと遊ぼうと思ったら、全く相手にならない、とにかく早い、平日ということもあって結構走りこんでいる人が集まっているせいもあるかもしれないけど、格段に自分が乗っていた80年代に比べるとバイクがよくなっているんだと思います。でも、大型スクーターは、あの下りに限って遅い、3台抜いちゃいました。
駐車場にとめていると、珍しいのか他のバイクのりから話しかけられてきます。昔はこういうのちょっと嬉しかったけど、今はなんか逆でめんどくさい、ほっといって欲しいって思うのは、やっぱり年をとったからでしょうか。


帰り、福生の米軍基地の前のカフェでコーヒーを。美味しい、ほんとうに美味しい。

こんな休み久しぶり、年に何回かあってもいいなーバイクと過ごす休日。
いくつかの趣味を、浅く広く楽しむってことが、これからはいいのかも。

今度は海に行きたいなー



2007年6月10日日曜日

圏外


東京都庁の展望室。

目の前に東京オペラシティが・・・ここに友人の会社があります。
仮に友人に事前にケータイで連絡をとっておき、デジカメのフラッシュを焚くと、自分の存在は1瞬のまたたきとして,友人には見えるだろうかー
そんなことを考えていたら、ふっと、あることを想い出しました。

ちょっと前ですが、都庁のプロジェクトでトラブルがありまして、担当者である我々が、ある会社に電話で謝罪するという重い展開になってしまったのです。
我々はすぐさま展望室行きのエレベーターへ。その謝罪する会社を見下ろしながら、謝れば気が大きくなって全てうまくいく・・・・っていう、今から考えると呆れるほど歪んだ思惑ですね。まぁまじめにやってられないって感じでもあったんですが。
その会社の位置を目ざとく見つけだし、電話をかけようとすると・・・まさかの圏外!な、な、なんと都庁の展望室ではケータイは使えないのでした。(地上高がありすぎて電波が微弱?)
急いで地上へおりた我々は、今度は、逆に気が小さくなり電話謝罪に見事に失敗。
その数時間後に、当の会社へ出向く羽目に。応接室で、びびりまくる我々、窓の外に自分たちが居た都庁展望室が見えて、うらめしかった・・・

ーというわけで、オペラシティの友人にもケータイは繋がらない可能性が高いわけです。そもそも、そんなことしても友人は仕事中に困惑するだけかも・・・・時々自分は、こういうこがとにかく(自分だけ?)おもしろい、で、スベル、既に自分自身も圏外ってことかー

2007年6月5日火曜日

マニアへの落とし穴 JBL4333A

悶々とした長いーい打合せが終わる。
浜松町のプロダクションの会議室。
大きいスピーカーが無造作においてある。
ネットをはずすと、ちょっとかすんだJBLブルーが・・・・JBL4333Aだ。ここの会社の社長が30年近く前に、まさに清水の舞台から飛び降りるおもいで購入したものとのこと。この大きさで、家にはおけず、倉庫で邪魔にされ、とうとうこの会議室でタバコのやにと埃にまみれてている。
このセッティングじゃまともに鳴らないーと思っていたら、社長がコルトレーンをかけてくれた。

音を表現するのが上手ではないが、なんか、いつも自分の4312で聴くコルトレーンとは違って、静かで、落ち着いて、音場が安定しているような感じ。外見のヤレかたとそのどっしり感がはまって気分がいい。ちょと夢中になって入り込んでしまった。思わず感動。今度、マイルス持参で来よう。

後に自分の4312で同じくコルトレーンを聴いたら、まぁクラスが異なるとはいえ、ラジカセみたいな薄い音に聴こえた。ほしいなー おっと、あぶないあぶない、マニアへの落とし穴・・・自分には4312が身の丈ということにしないと・・・

2007年6月4日月曜日

夏に向けて


82年モデルのホンダXLR250R。
放置気味で、老年もあり、あちこち問題を抱えている。ここ1年かけてオークションで中古部品の調達を繰り返しここまで仕上げてきた。エンジンの調整も終わり、あともう少し。
遠い空の夏っぽい雲を見ながら、試運転もかねて走ったら、夏への期待でいっきに気分が高揚した。
夏までには何とか整備を完了して、信州を訪れたい。
ぜひ、お逢いしい人、今のうちに逢っておきたい人、訪ねたいあの場所。
そのすべてが、この道の先に。

2007年6月2日土曜日

首なしサラリーマン列をなす

これは三田でみた(しゃれているわけじゃない)首なしサラリーマン。
あまりに床が磨き上げられ、ガラスウォール、外のコントラストとが生んだ蜃気楼のようなもの。(本当?の人達は、手前の奥まったところを歩いている。)

人は存在感がなくなるとこうなってしまう。バック・トゥ・ザフューチャーのあのシーン。 また、邪念を持ち続けると、こんなに行列に加わらなくてはならない。ポルターカイストでも行列ができていた。
でも、薄い存在感、邪念って、やっぱりサラリーマンっぽいかも、特に手前の二人は終わっている。
そういいつつ、正面から撮ろうとしたら、やっぱり!自分も首なしになっていた。

ところでこれは、200万画素の超旧型サイバーショットでの絵、レンズがあまりに貧弱で、目にはうつらないものがうつる魔法カメラだ。

さて、この場所のシリアスカット?は、もうひとつのブログ「東京エデン」http://blog.goo.ne.jp/web-mat/をご覧くださいまし。