2007年6月22日金曜日

写真展 ジョー・パスの記憶 


六本木アクシスへ宮角孝雄さんの写真展へ行ってきました。

宮角さんは90年のちょっと前あたりに、ヒタチに撮影で同行したフォトグラファー。
それ以来、一緒に仕事はしてはいないのですが、自分は強く印象に残り、時々ネットで追跡検索?をしていたら、最近になって娘さんがつくる公式ウェブサイトがあって、連絡がついたんです。http://miyakaku.web.fc2.com/top.html


この仕事は、先輩が日立だからタヒチ・・・という冗談のような企画が実現した取材旅行で、自分にとってははじめての映像取材。とてつもなくハードだっけど、その後に向けての転機になった仕事でした。
タヒチ・パテーテ最後の晩に、宮角さんは食事をしながら、自分の印象、人や仕事に対する姿勢を淡々と優しい言葉で語ってくれたのです。その言葉は本当に静かに深く、自分の心に素直に定着して、ときとして、ふっと浮かびあがりそのたびに支えになったのです。

宮角さんは、かつてジャズギターリストのジョーパスの撮影をライフワークにされていて、素晴らしいポートレイトがみることができます。今ジョーパスの生前の素顔がこれだけ繊細なポートレイトとしてみることができることは、本当はすごく幸せなことのような気がします。
また宮角さんの「GroundZero」。広島原爆の被爆地やNYで撮影したポートレイトシリーズ。こちらも必見です。

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