2012年10月20日土曜日

静かなる松島 宮城

半日仕事がオフとなった・・・仕事仲間は未だ震災の傷跡が残る沿岸部を見ておいた方がよいという。しかし、単純に見物気分と訪れる気がしないしー
とりあえず電車に乗っていけるとこまで行ったら降りてみると、そこは松島海岸だった。松島以降、石巻方面は未だ線路が寸断されているのだ。
松島の観光のにぎわいは敬遠して、歩くこと20分・・・橋がかかる島、そこは小ぶりな神社と隠れたような浜辺、不思議な植物がひっそりと息つく、小ぶりな島だった・・・
この橋で島へ上陸・・・


綱を伝わっておりていくと、砂浜に出た。人の気配や生活感が希薄な無人島のような趣だ。
眺望もさすが日本三景に入っているだけあって美しい。

ひっそりとたたずむ神社は小ぶりながら、しっかりとした重力を放つ
地元の若者がたたずむ。どこまでも平穏で静かな空気に包まれる。今年撮ったささやかな写真で結構気に入っている一枚となった。
復興の地で心を強く動かされるのは、何の変哲もない静かで平和な姿だ。
神社の地場の力で、災害から守られ、静かに様々な動植物がたたずむ島。小さな入り江には、エメラルドブルーの波が漂う・・・そしてその片隅の二人、そうした景色こそ、復興の兆しといえないかー

2012年10月8日月曜日

タンタン雲にのる・・・

タンタンを改めて紹介すると、かつてカメラマンの方が旅に持ち歩くお守りの小さな熊に感化されて、2000年のNYのソーホーで手に入れた人形だ。以来国内はもとより、友人宅に居候?ついて世界の旅へ…普段は本棚の隅に居るとけれど、これぞと思うときは必ず同行している。
さすがにちょっとくたびれてきた感はあるけど、まだしばらくは本棚の住人と旅行家とを繰り返すことになりそうだ、

タンタン近撮ということで、先日の空撮でもポケットに忍ばせて、ご覧のとおりの記念写真。