2007年5月28日月曜日

本日の1冊 クール・ルールズ

「クール・ルールズ」 クールになるための指南書ではなく、クールと呼ばれる属性や特性の研究本。世代によるクールの定義の変貌、クールな性格のかかえる矛盾など興味深い。例えばポーカーはクールなゲームといわれているが、実は相手を精神的に追い詰め、金銭的に征服していく、そういう意味では人との干渉を避ける超個人主義的なクールさとは対極的なゲームといえる・・・など。
クールには、しかるべき品性が必要とのこと。クールには、かすかな憧れがありながら、品性といわれてしまっては、もはやうつ手もない。

自分は本にカバーをする習慣がない。読み終わった後に本棚で自然に汚れていくより、本を読む時に装丁や手触り、デザインに触れるのが、本来ではないかと考えているからだ。
この表紙をみよ!ジェームスディーン様だ。電車の中で読んでいると、OLが表紙をみて、自分をちょっとみて、また表紙をみる・・・いやいや僕は別にクールになりたいわけではありません!ってひとりよがりな言い訳をしたくなる。クールじゃないばかりか、いけてないって感じ。

クールといえば、Rさんのブログのリンク欄に以前はクールなと紹介してくれていたのが、最近、気が付いたらホットなになっていた・・・どっちかというとクールな方がよかったような気がする

2007年5月27日日曜日

週末にたおれこむ・・・

朝まで仕事になって、寝ようと思っても仕事明けって何か興奮して眠れない。
そんな時は、ちょっとバイクを走らせて秘密?の森へ向かいます。
シートをひいてデイパックを枕に横になると、地面が動いているような徹夜明けっぽい錯覚が・・・
目が木漏れ日にくすぐられ、風で木々がなびきく音が耳に波のようにおしよせます。
森にちょっかいをだされながらも、不思議とあっという間におちるように眠ってしまいました。


2007年5月24日木曜日

タクシーをジェットコースターのようにとばしてきました!


急坂を自転車に乗った現役ワンパクたちがきれいに編隊を組んで、奇声をあげながら滑走していく。あぶないって言っても無駄。自分だったらきっと足をペダルから上げて滑走していく。

それにしても、ここはかなりのダゥンヒルだ。
客先へタクシーで抜けるとき、「ジェットコースターのようにおりてください!」って頼む。 ほとんど無視されるが、10回に2回ぐらい加速しながら滑走してくれる。急な高低差のもたらす独特な感じがまさにジェットコースターのスリル、心の中で滑走にあわせて奇声を上げている。

時間に少し遅れて相手先へ到着。開口一番「タクシーをジェットコースターのようにとばしてきました!」と言う。「道が混んでー」と言い訳するより気が利いているし、実際それは嘘ではない。
*この坂の上りについては、もうひとつのブログ「東京Eden」をご覧ください!

2007年5月22日火曜日

超能力者への道

M&Mのチョコは結構好きで、一時期、常にカバンに入っていた。
そして1粒づつ袋からだすときに、次は何色かと当てるという、どうでもいいようなことを続けていた。継続は力なりというが、勘がある種の能力だとすると、それは使うことにより、わずかならがら鍛えられていくのかー徐々に勝率が向上していった。
さらに、それには波があり、いいときがあれば、悪いときもあるということもわかった。
自分の最高の勝率は連続14粒正解というのがあり、超能力者きどりで眉間にしわをよせて快挙をかみ締めたものだ。
しかし、このたわいもないことから、わずかの間でも離れてしまうと、結果はすぐばらつき始めてしまう。
困ったことに超能力者でいるには、M&Mをずーと食べていなくてはならないのである。

2007年5月17日木曜日

並一丁!

同僚と千駄ヶ谷を歩いていると、ふっと足が止まった。
ここは、たしかどこかで観た景観・・・ひょっとしてこれって既視感? いよいよ、オレもスピリチュアルな領域に踏み込んだーと、またまた悦にはいっていたら、なんのことはない、ここは都内で有名なTVドラマのロケ地だった。(自分のスピリチュアルレベルもこの程度かー)

この津田塾のビルは、TVドラマのサスペンスものでよく警察署に化ける。
たしかに城南警察とか架空の看板に赤灯、制服組を立てて、左の掲示板にそれらしいポスターを張り、手前にパトカーでも配すれば、どこのどからみもりっぱな警察署。
しかし、実際の警察を観ると随分異なることに気が付く。
頭の中で刷り込まれたイメージが先行しているのだ。
人は、職業にイメージが先行する、警察官やナース、いかにもって人は実はそうは多くないのかもしれない。

同僚に「お前は公安のようないかつい顔だから、そこにたって敬礼でもしてくれ。ブログに載せるから。」というと
「いやですよ!そもそも吉野家の店長みたいなMさんに言われたくない」とー
え!?オレは吉野家の店長のイメージか!じょーとーだー。人生、並一丁って気分なんだから、最近!!!

2007年5月14日月曜日

下を向いて歩こう!足元の2億年

古い建物の床・壁などの天然大理石の中に化石を観る事ができるのをご存知ですか?
化石は博物館などで観ても、あたりまえ過ぎて、さほど感動しないけど、普段何気に観た壁に発見できたりすると、ちょっと興奮します。
写真は丸の内の明治生命館のアンモナイト。下を向いて歩いていると、あるある大小の化石・・・このビルは化石の宝庫なんです。その中でもこのアンモナイトは約2億年前のもので特大級、ちゃんとインフォメーションがあるので誰でも見られます。

最近とくに暴走?している東京駅周りを尻目に、この土日だけ公開されている明治生命館へ行くのは賢い選択かも。
外観は昭和初期のオフィスビルの最高峰といわれているだけのことがあり、コリント式の柱が壮観ですし、内観も当時の調度品がレストアされていて素晴らしい。絨毯に土足OK、写真撮り放題というのも潔くていい感じです。
もし可能であれば祖父母の世代の方をお連れすると、まさに活躍された時代ですから、当時のままの素敵な長椅子に座りお話しをゆっくり聴くのもいいですね・・・・ポロリとでる昔話しにホロリとするかもしれません。(さいごにおやじギャクですみません)

2007年5月12日土曜日

潔く髪きりました!

GW明けの無精ひげ、ブルースウィルス?の無精ひげだーと悦にはいっていたら、ベロベロに酔った同僚に、「お前、いよいよ、顔の上下がわからなくなってきたなー」とひどいことを言われてしまいました。
だからというわけではないのですが、ここは潔く!ぐーと短くしてみました。
ここまで短くすると、周りの反応も様々。 「ほー」「おやおや」「いやーいやー」ほとんど意味わかりませんが、早くそうすればよかった的な発言が多いのが妙に気になります。さらに同じような髪型の人からは、強い歓待?を受けて、さらに複雑な気分に・・・

吉祥寺の喫茶店で友人が撮る、アングル決めに異常に時間をかけていた(涙)・・・ サングラスがいさぎよくない!薔薇とのツーショットが変との厳しい発言多し。

2007年5月6日日曜日

「世界最速のインディアン」にみるWanpaku度

アンソニー・ホプキンス演じる主人公のワンパク度といったら凄まじい。アメリカに渡りレースで世界最速になる夢しか頭にない。人の言うことにまったく聞く耳をもたない、そもそも人の目というものが全く気にならない。そのボケぶりは天然か、意図があるかさっぱりわからない。目だけがきらきらしていてかえって不気味な64歳。まさに大人のワンパクでありながら、夢1つという潔さがとても心に響いた映画だった。

時々めぐりあう、ちょっと背中をおしてくれるような映画だった。 ここのところ、散在していた雑念が、単純に「潔」という言葉で集約できたのが不思議。そう自分は襟を正して老いるより、WANPAKUで潔く枯れて?いく・・・つもり。