2007年5月14日月曜日

下を向いて歩こう!足元の2億年

古い建物の床・壁などの天然大理石の中に化石を観る事ができるのをご存知ですか?
化石は博物館などで観ても、あたりまえ過ぎて、さほど感動しないけど、普段何気に観た壁に発見できたりすると、ちょっと興奮します。
写真は丸の内の明治生命館のアンモナイト。下を向いて歩いていると、あるある大小の化石・・・このビルは化石の宝庫なんです。その中でもこのアンモナイトは約2億年前のもので特大級、ちゃんとインフォメーションがあるので誰でも見られます。

最近とくに暴走?している東京駅周りを尻目に、この土日だけ公開されている明治生命館へ行くのは賢い選択かも。
外観は昭和初期のオフィスビルの最高峰といわれているだけのことがあり、コリント式の柱が壮観ですし、内観も当時の調度品がレストアされていて素晴らしい。絨毯に土足OK、写真撮り放題というのも潔くていい感じです。
もし可能であれば祖父母の世代の方をお連れすると、まさに活躍された時代ですから、当時のままの素敵な長椅子に座りお話しをゆっくり聴くのもいいですね・・・・ポロリとでる昔話しにホロリとするかもしれません。(さいごにおやじギャクですみません)

2 件のコメント:

そのちゃん さんのコメント...

素敵な建物ですね。
日常の空間のなかで、はるか昔の化石たちと出逢えるってちょっと得した気分♪

mat さんのコメント...

そのちゃん
外観、ご覧になりました?
昭和の建造物では珍しい重要文化財らしいです。
神戸の大理石の中にも化石たちが眠っているはずですよ。ぜひさがしてみてくださいね。