2009年12月15日火曜日

無茶な挑戦は子供

年に数回だけれど、バイクに思いっきり乗りたいときがある。
季節の変わり目の、穏やかなに感じる日、なぜかバイクに無性に戯れたくなる。
ここ1年、体力?がおちたせいかー思わぬことが起きていて、いつかバイクを降りる日もくるような気がしている。大きいバイク(といっても250cc)は、シリンダーヘッドにヒビが入って、あまり遠出はできないし、このバイクは20代から流れで手元にはあるが、いずれこの大きさに参る日も近い。
で、私が一生おそらく手元におくバイクは、このDream50になるような気がしている。
軽く、一般的には非力なエンジン、でも気合を入れるとそれなりーというゆるい感じが気に入っている。

バイクのハンドルに鉄棒のようにしがみついて走ったのは、遠い昔の話し、自分の体力、心情にあったバイクに年に数回楽しむーそれこそがマイバイクライフかも。

年に数回のツーリングコースの奥多摩の一部がバイク通行止めになってしまった。
下りで、事故が絶えないということが要因のようだ。
このコースは元有料道路で、バイクには楽しいワイディングロード。平日に行くと、本当に走りを楽しむ風のライダーが技量のともなったマナーのいい走りをしている。
危ないのは、大型スクーターの方。直線、上りは早くても、ワイディングの下りはつらそうだ。
私も時として熱くなる?ようなことが今でもあるが、ある日、この下りでスクーターを追い越したら、ちいさなバイクにいかれてムキになったのか、ちょっと乱暴に抜き返された。カァ~と熱くなりながら、ぴったり後ろについて少しだけ、煽りながら走ってインが空いた隙にさしたら、サイドミラーで挙動を乱すスクーターが・・・そして前からもっていかれて転倒ー
そんな危ないこと何がおもしろいのかーと言われればそれまでだが、こういう輩に同情できないのは自分の力や技量、バイクの特性は常にわかっていないといけない。強めていうと、バイクのみならず自分の身の回りすべてのことに同じことがいえる。無茶な挑戦は子供がしてためになる、大人は痛い目にあうだけだ。

2009年12月12日土曜日

この人ー

1年続いた仕事が終わりーうわさとおり、仕事に厳しい人だったーそしてパワーがすごい!
この人のパワーには参りました。僕より1歳年上だしね。

誰でもこの人の前ではこんなになります。

2009年12月10日木曜日

戯言は聞き流せる・・・

祖母は戦争時後の体験から、ものを粗末にできなかった人だった。
歳末に送られてくる小包にはたくさんのお菓子とともに表紙が布の端切れが張れ中身はチラシの裏紙でできた手製のノートが必ず含まれていたものだ。その表紙にはかすかにショウノウの香りがした。
物を粗末にするなーと親からいわれるより、毎年送られてくるこの小いさなノートが効いてかー結構自分では物を大切にするほうだ。

写真は数年前のゴディバのクリスマスバージョンの箱だ。
ゴディバは毎年クリスマスになると、すばらしい箱にチョコレートを入れて販売する。この年の意匠は、雪の積もった針葉樹にキラキラと輝くラメが貼り付けてある。
こういう箱はとても捨てられない、もう何年も文房具入れとして使っている。
こうしたことは、現代的には貧乏くさいというイメージにつながるらしいが、僕は祖母のおかげでそういう戯言は聞き流せる

2009年12月5日土曜日

映画の日の暖かい体験。


映画の日に豊島公会堂で記念上映会「秋刀魚の味」を観てきた。小津監督の映画を銀幕で見れる好機とばかり会場に向かうと、そこにはかなり古い公会堂に集まるはシニア層の方。
小津ファンは1カット1カットの演出や意図を掘り下げるように見入るが、このかたがたは小津安二郎にはまったく興味がなく、単純に古い映画を楽しみにきた方々だ。小津ファンとしてはここはしっとりとする見せ場シーンに大笑いとツボが違う、若い名優の登場にため息・・・などかなり調子を崩される。それでも半ばにして、あーこれが本来の小津映画の姿なんだと思うにいたった。当時若年だった方々が当時映画を楽しむ自然の姿で今映画を楽しまれて、自分のその中にいる幸せ・・・最後はご年配の方々と同じシーンで大笑いしていました。
最新の映画館にはない暖かい空気、まさに映画の日ならではのとてもいい体験でした。