2007年6月30日土曜日

重い夜


10年以上、会社や立場を換えながら一緒に仕事をして、今は隣の席に座る同僚が本日をもって退職です。業界を去る、このまま居れば会社の迷惑になる・・・と言い残して。
仲間と別れるのはもう何百も経験しているし、これが最後じゃない、その割り切り方も会得しているつもりだけど、今回はいつになく重い。

親しい、身内から無作法になるってことありませんか?
まさに彼にはそれで、機嫌が悪ければ彼にあたりちらし、弱い部分はつきまくるといったふうに特にここ数ヶ月がきちんと付き合えなかった、いつでも関係を是正できると思っていながら、こうして最後を迎えてしまうわけです。
なるべくクールにクールにして、仕事で関係のないところで関係をスタートしようと考えて、ラフに接して送り出そうときめました。そうしてここ数週間は過ごしてきたけれど、最後の日ぐらいは、ちょっと話そうかなって思って席にもどってみると・・・既に彼は退社していました。

廃墟のような机・・・もう自分はいらないからーと置いていった電卓の裏のマジックで書かれた文字に・・・涙・・・

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