2007年7月14日土曜日

台風で傘がひっくりかえってしまいました・・・

・・・ってなわけはなく、これはスタジオの広告写真の撮影時のスタンバイ風景。

営業スタッフに打ち合わせに行く前にスタジオによらないかと誘われた。
タレント目当ての駆け出しじゃあるまいし、用が無いのにスタジオに行くのは好かんというと、耳うちされたタレントの名前に「え!」鼻の下が地面に着くほど伸びて、いそいそとタクシーに乗り込むのであった。

広告の仕事ではぽちぽち、クリスマスの素材の撮影を始めている。今日もクリスマスの食品がらみにスチール撮影。
知った顔とクライアント様に挨拶、なんといってもスタジオではクライアント様が一番偉いのだ。挨拶が済むともうすることはない。
スタジオの隅で営業と二人スーツ姿で浮いている、な、なんと撮影の小休止に入ったタレントに丁寧に挨拶されてしまった。おいおいちょっとこれはまずい、クライアントの面前で、タレントにクライアントに間違われてしまった代理店マン程あほな存在はない。だからスーツでスタジオなんかに行きたくないんだ。
こういうときの営業っていうのは、さすがに空気の読みが鋭く、即効で、こちらは父兄席です。なーお父さん?ってオレに振る、いやいや、最近どうですかー叔父さん?って、もどし、ボケと突っ込みにもならない寒いやりとりで失笑をかう・・・なさけなし。

若い娘が、撮影の風景をケータイで写真を撮っている、これもご法度、スタッフにあるまじき行為。うるさいタレントだと、撮影中断しかねない。連れの営業スタッフが注意をすると、実はクライアント様が連れてきた部下だった。おーやってしまった!退場ぎりぎりの展開にどう切り返すか見物していると、数分後にタレントとその娘とツーショットを写真に撮っていた。百戦錬磨!すばらしき営業!

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

matさん、こんにちは。watawakoです。いつも私どものブログに寄って下さりき有難うございます。お誘いにあずかりお邪魔させていただきました。題材、文章、フォト、どれをとってもセンス良くまとまっていてとても参考になります。これからもよろしくお願いします。ところで、matさんの`82XLR250Rはとても懐かしかったです。私が愛読していた寺崎勉『林道日本一周(全4巻)』に使用されていたマシンということもあり感慨一塩です。ちなみに私が乗っていたXLR250Rはそのモデルチェンジ版となります。

mat さんのコメント...

watawakoさん
こんにちは。どうもご丁寧にありがとうございます。
寺崎勉!なつかしいなーあのひげの顔をみるとホットした記憶があります。
ということは、青と赤のトリコロールのモデルですね。今日ブレーキキャリパーと格闘しておりました。