2007年7月3日火曜日

水越武の写真展へ


久しぶりに恵比寿の「東京都写真美術館」へ行きました。
水越武写真展「大地への想い」を会期ぎりぎりにみてきました。

近作を加えた200点あまりが展示されていました。穂高のオリジナルプリントもよかったのですが、なんといってもインドの山々を撮影した作品は凄かった。観ているとすーと身体の温度が下がるような清涼感?と心の中のもやもやとしていた問題点が、心の中で沈静化するような感じ(うまく表現できないんでが・・・)が素晴らしかった。
解説によると、この方は、子供の頃からすきだったものが繋がっていって今のこういうスタイルになったとのこと。子供の頃から視続けていた感性で切り取った景観を、彼が目になって、我々が体験できるのは、素晴らしいことのように感じます。作者として介入やメッセージ性などが抑えられて、スーとはいっていけるという点が神の業を感じます。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは。
水越武さんという名前は初めて知ったので
オフィシャルHPを見てみたところ、
やはりすっと涼しくなる写真が多いですね。
子供の頃の完成という記述を読んで
北国出身の方なのかしら?と思い込んで
プロフィールを見たら愛知県ご出身とのこと。
どこで育ったか、も大切だけどどう育ったのかが
大切なんでしょうねえ。

mat さんのコメント...

七子さん
子どもの頃、ずーと山や自然を眺めて暮らしていたらしいですよ。ちょっと変わった子どもだったかもしれないですね。
展覧会に七子さんが、居たらきっと言葉を次々と連想していったんじゃないかって思ってました。