2007年8月11日土曜日

耳のリハビリ

最近よく一緒に仕事をするスタジオマンに、ヘッドフォンはどのモデルがいいかーと訪ねると、このソニーのプロ仕様のスタジオモニターを勧められた。 プロの言うことは、うのみにする方などで視聴もせずに使ってみたら、あれ?期待していたほどではなかった。もちろん悪くは無いがきわめて普通な印象。ちょっとがっかり・・・・
それはスタジオマンに言わせると、耳が毒されているせいだそうだ。

スタジオでは、様々な音を取り扱うので、そこでの機材は、仕様がニュートラルであることが何より必要、妙な味付けがされていては、きちんとした音創りができないとのこと。たしかにiPodを代表されるポータブルプレーヤーは、高低域を強く打ち出して肝心な真ん中が聴こえないような印象をもつ、シャカシャカ、ドンドンという音が今や一般的な音らしい。

毎晩夜中に眠る前に1枚だけ、このヘッドフォンでマイルスを聴くのを大切な習慣にしている。
相変わらず、音への感動は薄いが、ここちよい音であることは間違いない。ベースが無遠慮に響いたり、ピアノが中途半端に弾んだりしない。ちゃんとマイルスに焦点があっているという感じ。これがニュートラル:真ん中に居るということなのか。
一方ちょっと困ったこととしては、外で聴くシャカシャカ、ドンドンが不快になってしまった。
そう考えると耳のリハビリ?としては毒が抜けて効き目がでているということかー

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