2007年5月28日月曜日

本日の1冊 クール・ルールズ

「クール・ルールズ」 クールになるための指南書ではなく、クールと呼ばれる属性や特性の研究本。世代によるクールの定義の変貌、クールな性格のかかえる矛盾など興味深い。例えばポーカーはクールなゲームといわれているが、実は相手を精神的に追い詰め、金銭的に征服していく、そういう意味では人との干渉を避ける超個人主義的なクールさとは対極的なゲームといえる・・・など。
クールには、しかるべき品性が必要とのこと。クールには、かすかな憧れがありながら、品性といわれてしまっては、もはやうつ手もない。

自分は本にカバーをする習慣がない。読み終わった後に本棚で自然に汚れていくより、本を読む時に装丁や手触り、デザインに触れるのが、本来ではないかと考えているからだ。
この表紙をみよ!ジェームスディーン様だ。電車の中で読んでいると、OLが表紙をみて、自分をちょっとみて、また表紙をみる・・・いやいや僕は別にクールになりたいわけではありません!ってひとりよがりな言い訳をしたくなる。クールじゃないばかりか、いけてないって感じ。

クールといえば、Rさんのブログのリンク欄に以前はクールなと紹介してくれていたのが、最近、気が付いたらホットなになっていた・・・どっちかというとクールな方がよかったような気がする

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは。
思わず表紙と読んでる人を見てしまう気持ち、
わかります!!
クールと言われてる人ってもしかしたら
内側は燃えてるのかも?なんて思いました。
私が目指すのは・・・「なすがまま」かな。
明日には違うこと言ってそうですが^^

mat さんのコメント...

七子さん
七子さんは文を自由に操れるから、その温度差の表現も、まさになすがままじゃないですか?うらやましいです。