2009年1月20日火曜日

荒幡山岳会、応答なし・・・

毎週金曜日の晩、所沢の荒幡富士という小さな山から山岳会と称して無線を楽しむ方々がいらっしゃる。山頂にいらっしゃる方が各地にちらばった方と順々に交信をする。しかも、アマチュア無線に比較すると微力な旧型のCB無線:むかし山岳移動や警備などに使われていた元祖トランシーバーを思わせる無線機で。昔は、ワンパクたちはこういうのをもって野原や公園で無線ごっこを楽しんだものだ。

私も出来る限り参加するようにしているのだけど、この日は品川の某公益の施設に居て、CB無線では圏外必至。それでもなるべく高いところに上がり、アンテナを目一杯伸ばして、山岳会を呼ぶが、やはり応答なし。ザーというノイズが繋がらない孤立感をきわだたせ、無線っぽい独特のシズルを感じる。
ーそうこうしていると、かすかだが誰かが呼んでいる・・・ノイズに埋もれ声としては理解できないが、たしかにそこには誰がが居いる気配がー

つながるのが当たり前の時代、つながらないが相手の気配だけをかすかに感じるーそういう心の動きが新鮮で無線遊びは意外にも奥が深い。

写真はこの遊びに入るきっかけになったソニーのCB無線機。70-80年代デザインと色使いが気に入っている。

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