2008年11月24日月曜日

未来の自分へのいたずら

暮らしの手帖で、佐藤雅彦さんの記事が目に留まった。
広辞苑をパラパラとめくっていたら、「へそくり」という意味の解説のページに1万円札が挟まっていたーこれは、かつて、自分が未来の自分へのちょっとしたいたずらを仕組んだものーという内容だった。

実は自分も同じような、いたずらというかーちょっと未来へ投げかけをして遊んでいた時期がある。
そのほとんどは小学生のときのもので、本のしおりへの謎かけのような走り書きから、身の回りにおきたことの写真を挟んでおくようなことまでー
それは日記を読み返したり、アルバムで写真を眺めたりとは明らかに異なる、リアルな過去の質感を感じる。
おそらく過去の出来事を受け入れる準備がなく、それらが起きるということがポイントかもしれない。
なつかしい香りに予期せずに包まれるようなそんな感じだ

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