2012年9月1日土曜日

ルール001 本を大切にしない

古本屋で文庫本を手に入れ、まずは表紙はさっさと捨ててしまう。
読み始めて、これは最後までいけそうもないと感じると、潔く処分する・・・・本も最後の役目を果たそうと必死?になる、最後まで読める本は5冊に1つぐらいだろかーこっちもよい本にめぐりあうために選ぶときは構える。
海外のちょとふるめの本は、前半で読者をためす?ようなところがあるから、要注意。読みにくい前半を通りすぎて悦楽?が待っているから、読み続けるかどうかの見極めはちょっと難しい。

本は大切に!という世代だかが、私の最近の本との付き合いかたは乱暴そのものだ。
本を大切にして本棚に綺麗に並べて浅いつきあいより、短時間でもよいから深いつきあいを好む。
その乱暴さの中で、本との素の付き合いがあり、それが古本文庫本の最後の役割でもある。

楽しませてくれた本は、思いっきりぐっと握む。本へのネギライのつもり・・・

2 件のコメント:

そのちゃん さんのコメント...

恩田陸さんの本ですが、きのうの世界 という小説です。
塔と水路の町が舞台で、不思議なお話です。
頭の中で映像化して楽しんで読みました。

小川洋子さんや宮本輝さんの本も好きです。
小川糸さんの小説もときどき読むけど、あまりに理想的?な世界なので自分がいやになるときがあります(苦笑。

古本屋さんでお気に入りの一冊に出会ったときは、ほんとにうれしいですね。

mat さんのコメント...

そのちゃん
こんにちは!
恩田陸は、夜のピクニック?の人?
理想的な世界がいやってすごくよくわかるよ。
なんか最近、特にそう思います。
きのうの世界ー読んでみます。