2009年12月10日木曜日

戯言は聞き流せる・・・

祖母は戦争時後の体験から、ものを粗末にできなかった人だった。
歳末に送られてくる小包にはたくさんのお菓子とともに表紙が布の端切れが張れ中身はチラシの裏紙でできた手製のノートが必ず含まれていたものだ。その表紙にはかすかにショウノウの香りがした。
物を粗末にするなーと親からいわれるより、毎年送られてくるこの小いさなノートが効いてかー結構自分では物を大切にするほうだ。

写真は数年前のゴディバのクリスマスバージョンの箱だ。
ゴディバは毎年クリスマスになると、すばらしい箱にチョコレートを入れて販売する。この年の意匠は、雪の積もった針葉樹にキラキラと輝くラメが貼り付けてある。
こういう箱はとても捨てられない、もう何年も文房具入れとして使っている。
こうしたことは、現代的には貧乏くさいというイメージにつながるらしいが、僕は祖母のおかげでそういう戯言は聞き流せる

2 件のコメント:

sally さんのコメント...

お久しぶりです。
私の父母も、昭和一桁世代のせいか物を大事にしていました。うちの父も裏が白い紙でノートを作り、私の子供たちにお絵書き帳として与えてましたよ。
私も綺麗な箱は捨てられない性質です。

mat さんのコメント...

サリーさん
こんばんは!
同じ体験?世代は違うのに不思議ですね。
今日は大晦日です。
今年はあまりいい年ではなかったけど、来年はよい方向にいくようにーと思っています。
サリーさんにとって来年がいい年になりますようにー